本当の自由とは(令和8年6月27日)
掲題を見て今さらとお思いの方も多いのではないかと思うのだが、自由とは自然であることだということに思いいたったので、ここに記しておくのである。
自由とは何ものにも縛られないことである。
そうすると「私」が主張するような自由は、どんなに正しく見えても本物の自由でないということになる。なぜならその自由は「私」というものに制約されているからである。
真の自由とは「私」を超えて「自(おの)ずから然らしめる」ところのもの、つまり自然であることである。(無心のことであると言ってもよい)。
自由は自然であることというのは、そういう意味である。
ところで禅とは絶対に自由であること、自然であることである。それゆえに禅は禅自体にも縛られるべきではなく、自身からも自由でなければならない。
だから禅は禅でないのが本当の禅だといわれるのである。

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