大雲好日日記-283 「釈尊の教え/禅の教え(3)」

酔芙蓉(スイフヨウ):朝(咲き始め)は純白→昼過ぎには淡いピンク→夕方から夜には濃い紅色→翌朝には赤い塊で落下。お酒を飲んで顔が赤くなっていくような様から、「酔う芙蓉」と名付けられた。花言葉は、「しとやかな恋人」「繊細な美」「心変わり」

 

釈尊の教え/禅の教え(3)(令和8年10月31日)

 

<主体的であれ>

 

釈尊の『真理の言葉』(岩波文庫)160番に曰く、

「自己こそ自分の主(あるじ)である。他人がどうして(自分の)主であろうか。自己をよくととのえたならば、得難き主を得る。」

 

また、380番に曰く、

「実に自己は自分の主である。自己は自分の帰趨(よるべ)である。故に自分をととのえよ。――商人が良い馬を調練すりように。」

 

自分をととのえるためには八正道を修めなければならない。八正道については、「釈尊の教え/禅の教え」(1)を参照されたい。

 

主体的であることの重要性は『臨済録』(岩波文庫)では、以下のように説かれている。

「その場その場で主人公となれば、おのれの在り場所はみな真実の場となる。(随処に主となれば、立処皆な真なり)。」

 

また、「大器の人であれば、何よりも他人に惑わされまいとするものだ。どこででも主人公となれば、その場その場が真実だ。」

 

仏教の主体主義は主我主義ではない。むしろ無我主義である。この点に注意を要する。

 

 

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