秋の古本まつり(令和7年11月8日)
10月30日(木)快晴。

恒例の京都「秋の古本まつり」(百万遍知恩寺境内)に行ってきました。大学生の頃は通学途中に古本屋があり、よく立ち寄ったものです。その頃のことはもうすっかり忘れてしまいましたが、当時流行のサルトルや大江健三郎の本などを買った記憶があります。
それ以降はあまり行かなくなったみたいですが、古本屋は今でも相変わらず好きですね。近くにあればのぞいてみたい気がします。そこでどのような本に出会えるかワクワクするものですから。
知恩寺の古本市には以前も出かけたことがありますが、それは随分前のことです。欲しかった本がすぐ見つかり何か不思議な縁を感じました。そのようなことはめったにないことです。
今回もそんなことを期待してでかけたのですが、 “柳の下にいつもドジョウはおらぬ”の諺どおり、目当てにしていた本は一冊も見つかりませんでした。
それでもつぎの三冊を購入しました。何れも安価(500円以下)で手にはいりましたので。
・衛藤即応『道元禅と念仏』(1954年)
・山辺習学『宗教的人生』(1943年)
・安野光雅他編『心洗われる話』<ちくま文学の森2>(1988年)
古書店めぐりを終えてから、院生のころによく通った進々堂に立ち寄って帰路につきました。


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