大雲好日日記-129 「お孫さんたちの通参に思う」

お孫さんたちの通参に思う(令和3年5月26日)

 

シャクヤク(長岡禅塾)

 

大阪、京都、兵庫に緊急事態宣言が発出されているこの5月は、

1月と同様にすべての禅会が休会となってしまった。

そんな中で護法会の世話人である脇本さんのお孫さん二人が、

脇本さんの車で熱心に禅塾に通ってきている。

 

日曜日の朝9時頃に禅塾に到着し、

午前中は作務、その後、斎座(昼食)を挟んで、

昼から一時間半くらい禅堂で坐禅をして帰宅、

大体そういうスケジュールである。

 

最初は一回限りのことだと思っていたのだが、

二回、三回となり、

こちらは感心することしきりである。

 

聞くところによると、

お孫さんたちの方が積極的で、

禅塾に行くのを楽しみにしているとのことである。

うれしいことだ。

 

思うに、

これには脇本さんの影響の大きいことがまず挙げられよう。

いつどのような仕方であったのか知らないが、

お孫さんたちは脇本さんの話を聞くなどして、

一度自分も坐禅をしてみたくなったのだろう。

 

大げさに言えば、

脇本さんの仏性がお孫さんたちの仏性を覚醒させたのである。

素晴らしい事ではないか!

必ずお孫さんたちの精神的財産になるはずである。

 

世界の人たちも注目している禅を

ぜひこの国でも受け継いでいってもらいたいものである。

そのために禅を年少の子供たちの間に、

伝えてゆく仕事が大人の通参者にもあるのではないだろうか。

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